バス釣りを始めだしたんだけど
「バス釣りの投げ方ってどんな種類があるの??」
「バス釣りの投げ方のコツが知りたい.....」
って思っていませんか?
今回、そんな方の為に「バス釣りの投げ方」の5種類を、分かりやすく解説します。

また、ルアーの投げ方について知りたいと思ったあなたは大正解です!!なぜなら、投げ方(キャスト)の精度が、そのままバスの釣果に直結すると言っても過言ではないから!!
どんなに良いルアーやワームを使っていても、バスがいる場所に精度よく落とす事が出来なければ、バスは簡単には釣れてくれないんです!!
ですから、今回の記事でキャストの能力を上げて、釣果を上げて行きましょう!!
バス釣りの投げ方の5種類を【動画】交えて徹底解説!!
バス釣りの投げ方には主に
- オーバーヘッドキャスト
- サイドハンドキャスト
- バックハンドキャスト
- ピッチング
- フリッピング
この5つの投げ方が有ります。それでは、この5つを動画&解説して行きまっせー!!
注意ポイント
まずは、ベイトタックル&スピニングタックルでの5種類の投げ方を、次の項目のYoutube動画で見て下さい。その後に、気になった投げ方が有ったら、Youtube動画2つ目下の項目『投げ方①~⑤の文章解説』を参考にしましょう。
バス釣りの投げ方【ベイトリール編】Youtube動画
バス釣りの投げ方【スピニングリール編】Youtube動画
①オーバーヘッドキャスト【文章解説】
オーバーヘッドキャストとは、初心者が1番最初に投げてみる王道のキャストです。まずはこのキャストを身につけましょう!

ポイント
初心者は、このオーバーヘッドキャストでベイトの場合はサミング、スピニングの場合はフェザーリングを覚えましょう。

ベイトリールのサミングの場合は、スプール(糸が巻いてあるコイル状の物の事)を親指でそっと押さえる。

ベイトリールのサミング
スピニングリールのフェザーリングの場合は、ロッドを持った右手の人差し指をスプールエッジにあててラインの放出を調整する。

スピニングリールのフェザーリング1
または利き手の逆の手でフェザーリングするという方法もあります。

スピニングリールのフェザーリング2
ちょっと話はそれましたけど、あとはルアーの重みをロッド〈竿〉に乗せて真っ直ぐ振り抜くだけです。
②サイドハンドキャスト【文章解説】
動画でも言ってますが、サイドハンドキャストは利き手側に重心を置きましょう!



バス釣り初心者の方で、サイドハンドキャストは「真横に振りかぶって真横に投げる」って思ってる方が結構いるんですが、それは大きな間違いです。
真横に振れば振るほど難しいキャストになります。なぜかと言いますと、キャストの右左の精度が圧倒的に下がってしまうんです。これは重要な事なので、知っておいて下さい!!
③バックハンドキャスト【文章解説】
バックハンドキャストは、サイドハンドキャストの逆バージョンと考えて下さい。

ココがポイント
利き手の親指で押し出すイメージ
私自身、バックハンドキャスト覚えるまで、このポイントが全然意味わからなくて苦労しました.....。
バドミントンをやってる方はイメージしやすいんですが、バドミントンのバックハンドの手首の使い方に似ています。「親指で押し出す!」これを頭に置いてひたすら練習有るのみです!!
④フリッピング【文章解説】
フリッピングは、出したラインを左手で出したり引いたりする、それと同時にロッドを下方向に振る事によって起きる、ルアー反動によって投げるキャスト方法です。
短い距離をテンポよく打つという釣りに有効的で、決してこのキャストに飛距離を求めないで下さい。
コツはズバリ「手首をしっかり使う」これに限ります。正直出来なくても釣りは成り立ちますが、釣り方によっては効果を発揮するキャストではあるので覚えといた方が良いキャストです。
⑤ピッチング【文章解説】

ただし!!1つキーとなるコツがあります!!ちょっと中級者編となるので、初心者の方はなんとなーく耳を傾けて下さい。
ベイトフィネス(軽いものを投げるのに特化したベイトタックルの事)と一般のベイトタックルでは、手首の使い方が違うという事。
ベイトフィネスはタックル自体が軽いので、ほぼ手首で投げると言っても過言ではない程手首で投げます。
一般のベイトタックルでもモチロン手首は使いますが、手首のキャストは力がある人でないと距離が出しにくいです。
そこで私が距離を出したい時は、ロッドのグリップエンド(竿の1番根元の部分)を肘につけてロッドを振ります。

バス釣りの投げ方(キャスト)で大切な【ロッド・リールの持ち方】を知る!!
ココではバス釣りの投げ方の、より細かい部分の補足事項として、キャストする際の「ロッド・リールの持ち方」を解説していきます。
バス釣りの投げ方を知るうえで、ロッドとリールの持ち方はとても重要です。
例えば野球でも、バットの握り方をちゃんしていないと遠くまで飛びませんよね?それと同じ位、バス釣りでも投げる際の持ち方(握り方)は大切なので、良ーーーく覚えておきましょう。
【ベイトリール編】キャストする際の持ち方
ベイトロッド(竿)には、リールの裏側にトリガーという右手をひっかける突起物が出ています。この突起物に右手の指を何本かけるかという迷いが出てきます。
ズバリ言います「指は、人差し指と中指の二本」をひっかけましょう!

ベイトリールの持ち方


引っ掛ける指は2本がオススメの理由①
ルアーを投げる際に基本的には、かける指の数が少ない程「手首」が効きます。そのかわり腕の力が伝わりにくくなるイメージです。
ベイトフィネス(スピニングを使ったベイトの釣り)という釣りは、ほぼ手首だけでキャストをします。むしろ一本の方が良いくらい!なぜなら、ベイトフィネスタックルは軽いので、それで十分投げれるからです。


ベイトリールの持ち方【指3本の場合】


引っ掛ける指は2本がオススメ②【右投げ左巻き・左投げ右巻き】に方限定

ベイトリールの持ち方
私的に2本がベストな理由はもう一つあります。
- 右投げ左巻き、〈右手が利き手で、左手で巻く人〉
- 左投げ右巻き、〈左手が利き手で、右手で巻く人〉
の方限定の話にはなってしまうですが、
ツーフィンガーで投げると投げた後の巻き始めが、手を持ち替えずに、そのまま右手でリールをパーミング〈竿とリールを包み込むように持つ事〉する事が出来ます。
これがツーフィンガーをオススメする理由です!!
【スピニングリール編】キャストする際の持ち方
スピニングロッド〈竿〉の持ち方なんですが、ずばりスピニングリールは中指と薬指でリールの足を挟み込みましょう!

スピニングリールの持ち方

この握り方であれば、指の高さがライン〈糸〉の放出のスピードを調整する為のフェザーリングを行うのに、丁度良いからです。

フェザーリング
スピニングリールの場合はこれで決定!と言っても過言ではないので、この持ち方でいきましょう!
バス釣りの投げ方(キャスト)を上手く行う為の【タックルセッティング】について※重要
今回、投げ方(キャスト)の種類やコツを解説していますが、適正なタックルバランス〈竿、リール、ルアーのバランス〉でキャストを行う事もとても重要です。
簡単に言いますと、重いルアーを柔かーいロッド〈竿の事〉で投げたり、軽いルアーを固ーいロッドで投げた場合、決して良いキャストはできません。
ルアーの重みに合ったタックルセッティングでキャストを行う事が、キャストが上手くなるコツの1つです。
ルアーに合ったタックルセッティングの例を挙げると
- 【例1】一般的なクランクベイトを投げたい場合:M〜MH(ミディアム〜ミディアムヘビーのベイトロッド)
- 【例2】軽いワームを投げたい場合(ノーシンカー、ジグヘッドワッキー等):L〜ML(ライト〜ミディアムライトのスピニングロッド)
竿の硬さがイマイチ分からない.....。初心者の場合はとりあえずどの硬さがええの??って方は、「バス釣り初心者のロッドはベイトMHかスピニングLの二択?」の記事をご覧ください。
バス釣りの投げ方に慣れてきたら更なる高みへ!!【中級者】
今回、バス釣りのキャストの種類やコツを書いている訳ですが、キャストに慣れて色々な投げ方が出来るようになったら、更に上を目指しましょう!!
初心者の頃は、丘からのバス釣り(おかっぱり)が多いと思います。
実は、ボートフィッシングより、オカッパリの方がキャストする時に制限がある事が多い....。
何故かと言うとオカッパリは、上に木があったり、横に草が生えてたり、出来るキャストが制限される事がボートフィッシングより多いんです。
その状況下の中で、ピンポイントで投げないとあの良いスポットに投げ込めない.....。こんな事が多々起きます。


また、更にキャストの精度の高みを目指すのであれば、「着水音」これも釣果が変わる要因の一つなので、気にしましょう!
バッチャーンと落ちてくるルアーよりも、ソッと落ちるルアーの方が、バスが食べたくなるのは分かりますよね!?
高い軌道で上から落とすより、低い軌道で落とす→尚且つ水面に落ちる瞬間にサミング、もしくはフェザーリングでルアーのスピードを落とす。
これを意識する事によって、着水音は変わってきます。簡単では無いので、私も必ずしも出来てるわけではありません。
しかし、知ってて意識して投げる人と、知らない人とではトータルの釣果では大きな差が出てきます!!
今回、キャストの種類やコツを知りある程度マスター出来たら、この「着水音」を立てない投げ方もチャレンジしてみて下さい。
まとめ
今回の記事では
- バス釣りの投げ方の種類やコツを動画を交え解説
- キャスティングする際の持ち方(握り方)
- キャスティングに重要な【タックルセッティング】
この3つを書いて行きました。
初心者の方からすると「こんなに覚えらねーよ!」って思った方もいるかもしれませんね。
そんな方の為に、最後にこんな流れで覚えていけばいいよ!って内容を書いておきます。
まずは、
- オーバーヘッドキャスト
- サイドハンドキャスト
この2つを重点的に覚えましょう。
そして、その2つのキャストがある程度出来るようになったら
- バックハンドキャスト
- ピッチング
- フリッピング
という流れで覚えましょう。

是非、今回の記事を参考に色んなキャストをマスターし、どんな状況下でも最善を尽くせるようなアングラーになっちゃってください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。